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2011年03月30日

ヤッケから山里そして那覇空港














ヤッケでお別れしたあとは懐かしい古堅や大湾の街並みを眺めながら池武当の高速バス乗り場へ向かう。

ついてびっくり四階くらいはありそうな長い階段。

とてもじゃないけどあがれない、バスは諦め空港を目指そうと高速に入ってもらう。

すると中からなら平坦だから次のバス乗り場探しましょうと運転手さん。

なんて親切というか欲がないのかしら?

沖縄南は通り越したようだけど、次の山里で降ろしてくれた。

時間もバッチリ、バス乗り場にいたひとりの男性に運転手さんが「腰を痛めて荷物持てないからお願いします」と頼んでくれた。

さっちゃんがタクシーに乗る時に運転手さんにお願いしてくれたセリフと同じ。

ホントにみんな優しいなぁ、男性にワタシを託して運転手さんは去って行きました。

バスを待ちながら話を聞くと空港の2つくらい手前の税務署に行くのだそう。

観光客よりも地域の足として活躍してるバスのようだ。

だから高速バスの事はもとこちゃん以外誰も知らなかったのね。

程なくワタシにとって沖縄での初バスが来た。

男性が座席迄スーツケースを運んでくれ、ワタシの後に座った。

お礼を言ってしばらく初バスに浸る。

初めて沖縄来てから29年。

何十回と通い、そして住んだのにバスは初めて「新鮮やなぁ」なんて考えてたら市街地へと降りて行く。

男性が降りるバス停を聞き逃さないよう景色を見ながらアナウンスに耳を済ます。

税務署前だというバスターミナルのアナウンス、振り返ってお礼を告げた。

すると「荷物を降ろすため空港まで行ってあげる」「行って戻って大変だから運転手さんに頼みます」と断ると「バスの運転手さんはあまり親切じゃないから、自分はまだ時間あるし大丈夫」と…。

押し問答してるうちバスば発車してしまった。
恐縮して何度もお礼を言うワタシに笑顔で「たまには空港見に行くのも楽しいさ」

おじさん(と言っても多分ワタシと10違いくらい)優しすぎるぅ〜(涙)

最終地の空港へつきスーツケースを持ってもらい一緒に降りる。

お礼とお別れの挨拶をと立ち止まるとおじさん、持ったまますたすた。

へっ?と固まってると「ANA、JALどっち?カウンターまで行こうね」どこまで親切なんやろ。


チェックインカウンターで荷物を係の人に渡し、男性は人混みに消えて行った。

こうして温かい人の親切をたくさん受けてワタシの沖縄の旅は終わりを告げました。

それにしても沖縄の人達ってホントにとことん優しい。

ワタシが沖縄を愛してやまない理由はこういう人達がたくさんいるからかな。

今回出会った素敵な人達に感謝して旅日記は終了。

あ、も一個だけ〜番外編・お土産〜お付き合い下さい。


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この記事へのコメント
こんな人がまだまだいると思うと安心するね
よかった まだ 日本も捨てたもんじゃないって思うわ
Posted by 広海 at 2011年03月30日 21:19
広海ちゃん、内地ではいないけど沖縄にはこういう人たちたくさんいるよ^^
Posted by bun at 2011年03月31日 07:26
読谷の若者といい、このおじさんといい、
ACのCMみたいに、思いやりのある人達ですねぇ。

こんな人に自分もならないとなぁ。
Posted by かずぴろ at 2011年03月31日 23:15
かずぴろちゃん、ずいぶん遅くなりました。
優しい人に出会う確率、沖縄断トツに高し。
Posted by bun at 2011年04月12日 03:26